100万円以下の低資金でも開業が可能なフランチャイズを3社ピックアップして紹介しています。
※収支モデルの数値に関しては、あくまでシミュレーションであり、売上を保証するものではありません。
近年盛んに報じられているとおり、高齢者の増加は今後もますます進んでいく状況。そんな情勢に応じ、今後もニーズが高まると予想されているのが、高齢者向け宅配弁当業です。
年齢を重ねることで、日々の炊事が困難になっている高齢のご夫婦、あるいは単身者の方にお弁当をお届けするのは、まさに社会的な意義のあるお仕事です。
また、健康上の問題などに配慮した食事を届けるといった、きめ細やかなサービスに対するニーズも、今後ますます高まると予想されます。
例えば厚生労働省の「特別用途食品」の認可を受けている業者であれば、競合他社との差別化という意味でも、強みとなることでしょう。
さらにもうひとつ、高齢者向け宅配弁当業には、お届け先のお客様の日常を確認するという使命も含まれています。
ご高齢の家族と離れて暮らすお子さんやお孫さんにしてみれば、なにか異変があった場合、すぐに知らせてもらえるメリットがあり、ニーズも高まっている点も見逃せないところです。
高齢者向け宅配弁当業は、継続的な利用客が多いことが特徴です。
高齢者や持病のある利用者が大部分を占め、「毎週月曜日から金曜日までの夕食」など、定期的な注文がほとんどです。
そのような既存の継続的な利用者に、新規の継続的な利用者が少しずつ加わり、利用者数が拡大していき、安定した収入が見込める「ストックビジネス」です。
高齢者をターゲットにしたマーケットは、今後30年拡大し続けますので、安定しているだけにとどまらず、収益の拡大が見込めるマーケットです。
その後も、その規模を維持し続けるため、マーケットは安定しており、将来を見越した経営が可能となります。
仕入れや人材確保、販売促進などの経営面で、先が見通しやすいマーケットです。
開業資金 |
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ロイヤリティ | 月会費:30,000円 |
サポート制度 | 希望者には、工場の見学会を開催 |
契約期間 | 3年(以降3年更新) |
加盟条件 | 個人・法人 |
収益モデル |
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墓石クリーニングは、「お墓参りをする際に、丁寧に、きれいにお墓の掃除ができる人はほとんどいない」という状況に目をつけたニッチなビジネスです。
「お墓参りに行くたびに墓石の汚れなどが気になるけど、周りの草をある程度むしって、墓石に水をかけて拭く程度が精一杯」という状態を心苦しく思っている人も少なくありません。
そんな墓石を「きれいにするだけでなく、本来の姿をよみがえらせる」まで徹底クリーニングする墓石クリーニングは、今後の認知度の高まりとともに、需要の高まりも期待される業界です。
開業資金は、クリーニングツールを準備しなければいけないハウスクリーニング業などと違って、墓石に特化したサービスである分、初期材料なども少なくて済みます。
墓石クリーニングは他のフランチャイズ店のように店舗を構える必要がないのが特徴。基本的に清掃に必要な道具や研修にかかる費用などの費用があれば開業は可能なので、個人が開業しやすいのが特徴です。
大規模に事業を展開するつもりがないのなら、人を雇わずに自分一人で業務を行うことも可能。多くのフランチャイズオーナーを悩ませる人件費や人材育成の負担が少ないのがメリットです。
1日の研修を受け、道具を置くわずかなスペースがあれば、人員1人でも開業でき、ロイヤリティもありません。
時代や世の中の情勢に関係なく、必要とされるビジネスですので、安定した収益が見込めます。
営業日や休日、1日のうちの働く時間は自由に設定できますので、ライフスタイルに合わせて仕事を受けることができます。
開業資金 |
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ロイヤリティ | なし |
保証制度 | 墓石クリーニング技術はもちろん、営業・接客方法、商品・業界の知識、経営までを研修でカバー。開業後もステップアップ研修やフォローを随時実施。 |
契約期間 | 1年 |
加盟条件 | 代理店契約 |
収益モデル | 1ヶ月間で週末各1基=計8基、メンテナンス施工した場合
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光触媒コーティングは、医療施設や公共施設の環境対策として広く利用されている物質で安全性への評価が高く、さらにシックハウスやウイルス、カビ、病原菌、嫌な臭いなどの対策にも使えるすぐれもの。
近年ではこうした光触媒の特性の認知度が高まってきて、一般家庭でも光触媒コーティングをほどこしたいというニーズも高まりを見せています。
そんな中で「光触媒コーティング製品を取り扱う業者の、正規施工店となる」という形のフランチャイズも出てくるようになりました。
開業資金は50万円からという安さで、会費や更新料も一切不要。しかも知識と技術を学ぶための講習は最短2時間という手軽さ。
低資金・低リスク・短時間で、高い将来性が見込める業界に飛び込むチャンスがそこにあります。
光触媒コーティングは、様々な素材に施工できます。建物の室内の壁や外壁、乗り物の車内や車体、窓ガラス、さらには繊維にまで施工が可能です。
施工面積が広いほど、売上げが多くなります。特に、病院、介護施設、教育施設、ホテルなどの建物や、バスや列車などの乗り物は、施工面積が広いため、たくさんの売り上げにつながります。
光触媒コーティングを施すことで、トイレやリビングルーム、廊下など室内の壁が電気代のいらない空気清浄機になり、建物の外壁や窓ガラスなどにはセルフクリーニング機能として働きます。その効果は、数年から10年ほど持続します。
建物の外壁や窓ガラスの清掃や室内の壁紙の張り替えを頻繁に行う必要がないため、リピート率が高く、ニーズがあるため、安定した受注が見込めます。
開業資金 | 50万円~(事業で当面必要となる業務用施工機器、専用コート材、施工ノウハウ技術指導、正規施工店登録費などを含む) |
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ロイヤリティ | なし ※会費・更新料も不要 |
サポート制度 |
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契約期間 | 要問い合わせ |
加盟条件 | フランチャイズ契約(株式会社ビフォーアフターの製品の正規施工店として契約) |
収益モデル | 記載なし |
結婚相談ビジネスは、年々、市場が拡大しています。
その市場規模は、2000億円に達する勢いとされており、映画・レンタルビデオ産業や通信教育産業に匹敵する規模です。
その背景には、生涯未婚率の上昇、離婚率の上昇に伴う再婚ニーズの高まり、婚活スタイルの多様化、少子化の解決策としての政府からの支援があります。
生涯未婚率の上昇の原因は、平成18年度の経済産業省『少子化時代の結婚関連産業の在り方に関する調査研究報告書』によると、「出会いの機会の減少」のようです。
昔は親戚や近隣の人、職場の上司などの紹介でお見合い結婚をする人はある程度いたのですが、最近はそういった機会が少なくなっています。
結婚相談ビジネスは、まさにその役割に取って代わるものとなってきています。
結婚相談ビジネスのフランチャイズを利用すれば、低リスクで独立開業することも可能です。
開業には、初期費用100万円前後と、インターネットにつながる環境(パソコンやスマートフォン)があればよく、業界未経験でスタート可能で、副業も可能という手軽さで始められます。
接客のためのサロンを無料で利用できたり、数万人規模の会員データベースを利用することができたりするだけでなく、開業前の研修や開業後の充実したサポートも受けられます。
開業資金 | 加盟金
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ロイヤリティ | なし(ID・システム利用料 月額:15,000円) |
サポート制度 | 開業後のバックアップ
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契約期間 | ホームページに記載なし |
加盟条件 | 個人・法人 |
収益モデル |
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洗顔専門店「ラテスパ」は、特許を取得した方法を用いて美肌・美白を促す美容法です。
同様の美容法を用いることができないため、競合となるフランチャイズチェーンが少ないのが特徴です。
また、同一地域での加盟店は作らないため、その地域で唯一の“洗顔専門店「ラテスパ」”として営業できます。
「LATEE+SPA(ラテスパ)」とは、極美洗顔道主催の太田良栄氏が、動物のグルーミングの考え方とオゾンのもつ効果をかけ合わせて考案した美容技術です。
殺菌、美白、脱臭、細胞賦活(アンチエイジング)などの効果がある「オゾン」が出ているスティックを使い、発生するオゾン水やオゾンを閉じ込めた石鹸の泡で、洗顔を行います。
施術の習得は、開業前の研修で、短期間ででき、開業後も地域ごとに定期的に開かれている研修会に参加することができます。
開業には、初期投資が月額16,800円(税別)のリース代金だけで、洗顔をするためのスペース、(座ったままでも洗顔が可能なので)イスかベッドと、ボールひとつ、コップ一杯の水さえあれば美容法を行えます。美容サロンのオーナーであれば、月々のリース代金だけで開業できます。
テナントや自宅での独立開業や、トランクひとつで出張することも可能です。
開業資金 | 初期費用0円(施術を行う店舗や設備などの初期投資額は別途必要。1,153,000円の導入費用も必要) |
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ロイヤリティ |
月額16,800円(税別)のリース代金のみ。
※パテント料(ロイヤリティ)、研修費用、機器代金、付属品一式、リース金利(手数料込み)、動産総合保険(全て経費に計上できる)を含む。 |
サポート制度 |
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契約期間 | ホームページに記載なし。 |
加盟条件 | 個人・法人 |
収益モデル |
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※収益モデルの数値に関しては、あくまでシミュレーションであり、売上を保証するものではありません。
開業資金であるリスクについて、開業資金が100万円未満をローリスク、100万円以上から1,000万円未満をミドルリスク、1,000万円以上をハイリスクとしています。また、5年間の収益であるリターンについては、収益が2,500万円以下をローリターン、それ以上をハイリターンとしています。なお、各費用の詳細は公式サイトから引用のうえ記載し、5年間の収益については5年間の営業利益から開業資金を引いた額から算出しています。