自己資金500万円以下の低資金で始められるフランチャイズのなかでも、おすすめの3社を挙げ、特徴や加盟の際の基本情報をまとめています。
※収支モデルの数値に関しては、あくまでシミュレーションであり、売上を保証するものではありません。
オーナーが店舗に立たなくてもお店が回る!
フランチャイズ加盟を検討している方にとって大きな魅力となるのが、40年の秘伝のタレの味を、調理未経験者でも簡単に提供できるシステムを確立している点。
そのシステムによって、可能な限り少人数での店舗運営を可能とし、オーナーが店舗に入らなくてもお店を回すことも可能としています。
手羽だるまでは、初期費用が低コストで抑えられます。手羽だるまはそのリピーターの多さで十分に集客を見込むことができる分、空中階の小規模店舗でも集客できます。また、一般的な飲食店の原価・人件費・ロイヤリティは約60%ですが、手羽だるまは約55%と、食利益率が高いことも魅力です。
顧客満足度を重視したメニュー構成も、手羽だるまのお客様のリピート率の多さの理由の1つです。メニュー構成は、ただ「おいしいだけ」でなく、コストパフォーマンスも重要視しています。また、お客様を飽きさせない、7種類ものバリエーションの手羽先の味は、お客様の再来店のきっかけを構築させています。さらに、基盤となる7種類の手羽先だけでなく、開業後も本部が商品開発サポートをしてくれます。
創業40年で作り出した伝統のタレが大きな武器です。個人経営の場合、メニューはもちろん、タレの開発もしなければなりません。完成するまでの試行錯誤では材料費以外に、ガス代や電気代も必要です。
しかし売り物ではないので利益は出ません。フランチャイズではすでに完成されて人気のあるタレがあるので開発費用はかからないのは大きなメリットです。
開業資金 |
|
---|---|
ロイヤリティ | 一律8万円(税別) |
サポート制度 |
|
契約期間 |
|
加盟条件 | 個人、法人 |
収益モデル |
|
既存の本部直営店を引き継ぐ仕組みを導入
「ほっともっと」のように知名度の高い大手のフランチャイズと聞くと、開業資金が高額になるのではと思ってしまいがちですが、同社ではある秘策を用意しています。
既存の本部直営店の店舗を、フランチャイズ店として受け継ぐ方法で、必要な物件や厨房機器を全て本部が用意してフランチャイズオーナーに貸与する仕組みです。
多くのフランチャイズ店は、売上が伸びれば、伸びた分支払うロイヤリティの金額が上がる「歩合制」を取り入れています。しかし、ほっともっとのロイヤリティは、月額8万円(税抜)の「定額制」。つまり、売り上げが上がれば上がるほど利益率も伴って伸びるということです。地域に合わせた店舗づくりや、チラシ配りを始めとした広告活動を行うことで、経営による利率を上げることができるでしょう。
現代のライフスタイルの中で、持ち帰り弁当業界は成長市場であると言えます。そして、「ほっともっと」はその持ち帰り弁当業界の中で、店舗数・売上ともにトップを誇ります。
2010年には、初の海外進出となる中国に出店、2012年には韓国に出店しています。「ほっともっと」は、日本での活躍はもちろん、今後は海外にも、事業を本格展開していきます。この積極展開は、トップシェアを誇る「ほっともっと」だからこそ出来ることです。
ほっともっとは商売の仕組みをベースにしたサポートを提供しています。指導以外にもマーケティングや広告宣伝など、個人経営ではコスト的にも限界があるものもサポートしてくれるのです。
商品開発や商材の開発と調達も任せられますし、経営指導や財務システムでコスト面もきちんとサポートしてくれます。
開業資金 |
|
---|---|
ロイヤリティ | 月額:8万円 |
サポート |
|
契約期間 | 3年 |
加盟条件 | 学歴・経験不問、飲食業未経験者でもOK、経営に専念できる方 |
収益モデル | web上には記載なし |
節約志向の高まりで消費者ニーズも増加中
「ふろいち」は既存のバスタブやタイル、キッチンカウンターやシンクなどを、独自のコーティング施工技術によって、新品同様に蘇らせるというサービスを提供。
節約志向の高まりによって、今あるものを長く使うという消費者ニーズが増えていることに着目して開始されました。
リフォームで新品に交換するよりも安く、一般的なクリーニングよりもきれいに、新品同様に仕上がるという点が魅力です。
「ふろいち」は約20年前からフランチャイズ展開を始めました。その長年のフランチャイズ展開の成果により開業済みのエリアも「現在のオーナーだけでは足りない」という声が見られるほど案件数があります。未開業エリアはもちろん、リフォーム業界や不動産管理会社では「ふろいち」は有名。多数の依頼が舞い込むため、営業ですべての業務を確保する必要もなく、営業初心者や、営業が苦手なオーナーでも負担は比較的少ないでしょう。
「ふろいち」はお客様のもとにオーナー自ら出向き業務を行うスタイル。機材費や研修費は必要となるものの、開業するにあたってオフィスは必要ありません。
開業前の研修では、オーナーの能力に合わせてしっかりサポートをするのが特徴。技術の素養があるオーナーは、技術中心に、営業が初めてなオーナーは、まず名刺の渡し方から学ぶことができます。仕事の斡旋と集客に関してのシステムは確立されているので、本部から教わった通りに対応すれば、問題なくサービスを提供できるでしょう。
ふろいちは独自の商材や技術を確立しており、向上と開発にも取り組んでいます。自分での開発不要なのでその分のコストがかかりません。未経験でも基礎研修会では社長の小林氏が講師を担当。
軌道に乗るまでサポートしてくれて、本部スタッフや先輩と共に仕事もできるため、技術力に自信を持ってから一人立ちできます。
開業資金 |
|
---|---|
ロイヤリティ | 月額:30,000円 |
サポート | 記載なし |
契約期間 | 記載なし |
加盟条件 | 個人・法人 |
収益モデル |
|
圧倒的なブランド力
「家庭教師のトライプラス」ではテレビCMなどで積み上げた圧倒的プロモーション力が大きいため、広告活動で顧客へ認知させる負担は比較的低いといえます。また、開講して3か月間はスーパーバイザーがサポートしてくれるため、初めて販促や宣伝をする人にとって心強い存在となるでしょう。
ブランド力だけではなく、地域への折り込み広告や、地域情報を駆使した運営戦略など、地域を味方にするマーケティングサポートも優れています。
お客様からの様々なお問い合わせの窓口として、コールセンターによるサポート体制も充実。入塾し面談するまで、すべてを一貫し対応しています。コールセンターで面談までの対応を進めることで、オーナー自らがお客様と対応する時間を削減することができるので、塾の運営に専念できるのです。
更に、コールセンターへのお問い合わせから面談までの設定率は約80%という高実績なため、オーナーからは好評だそうです。
また、家庭教師のトライプラスでは、トライグループに登録されている10万人以上の講師の中から、いつでも講師スタッフを採用できます。生徒集めのみならずスタッフ採用もサポートしてくれるのです。
トライプラスはテレビCMで知名度は抜群、エリアで知られるため、開校時の広告宣伝費100万円を本部が負担します。また、経営自体が未経験でもスーパーバイザーによるサポートがあるため、失敗リスクを低くできるのです。また、ロイヤリティも月謝と季節講習費合計10%のみです。
開業資金 |
|
---|---|
ロイヤリティ | 月謝・季節講習費の合計の約10% |
サポート | コールセンター、トライグループの講師の採用、マーケティングサポート、経営戦略サポート |
契約期間 | 記載なし |
加盟条件 | 記載なし |
収益モデル | web上には記載なし |
低資金での開業可能
株式会社いーふらんが運営する「おたからや」では、換金目的や「現金が欲しい」という目的意識が強い顧客が多いため、物件は1階のみ、2階以上でも営業が可能。大通りに面した場所でなくても出店することができます。また、土地も3坪程度で開業することも可能です。在庫を仕入れる必要もほとんどない点も、低資金開業の上でメリットとなるでしょう。
査定は、鑑定技術があまりなくても本部からのサポートがあるため安心です。もし買取のときに、検品や査定が不安な商品が来ても、ホットラインを利用できますし、WEBカメラ査定も対応しているので、オーナーをしっかりとサポートしてくれます。基本の研修では、様々な商品の特性を専門的に学べるため、研修で買取技術を取得することも可能です。
また、現代では不用品を現金に換えるビジネスが注目されているため、これから需要が増える可能性も。おたからやでは、買い取った商品を売るとき、オーナーが直接それぞれの専門業者と取引できるので、在庫リスクが少ないのも大きなメリットです。
対応商品が多く、市場の流行りも関係なく需要があるのも、買取業界の良い点です。
3坪のスペースでも開業できるため、初期投資や家賃や人件費のコストが低く抑えられます。本来お金がかかる広告宣伝費も本部主体の販促ツールを使えますし、テレビ番組やCMの露出も多いため知名度は高いです。また、加盟金と開業セットが無料というダイヤモンドプランなど資金に合わせた複数のプランを用意しています。
開業資金 |
|
---|---|
ロイヤリティ | 月額:30万円 |
サポート | 講習会3~5日、店舗実習3~5日 |
契約期間 | 記載なし |
加盟条件 | 個人・法人 |
収益モデル | web上には記載なし |
※収益モデルの数値に関しては、あくまでシミュレーションであり、売上を保証するものではありません。
開業資金であるリスクについて、開業資金が100万円未満をローリスク、100万円以上から1,000万円未満をミドルリスク、1,000万円以上をハイリスクとしています。また、5年間の収益であるリターンについては、収益が2,500万円以下をローリターン、それ以上をハイリターンとしています。なお、各費用の詳細は公式サイトから引用のうえ記載し、5年間の収益については5年間の営業利益から開業資金を引いた額から算出しています。